iPhoneの標準メモアプリには、文字数カウント機能が搭載されていません。レポートの下書き、SNSの投稿文、エントリーシートの作成など、文字数を確認したい場面は日常的に発生します。しかし、わざわざ専用アプリをインストールしなくても、iPhoneだけで文字数を確認する方法はいくつも存在します。本記事では、アプリ不要の方法から、ショートカットアプリを使った自動化まで、iPhoneでの文字数カウント方法を網羅的に解説します。
1. Safariでオンラインツールを使う(最も簡単)
最もシンプルで確実な方法は、Safariなどのブラウザから文字数カウントツールにアクセスすることです。アプリのインストールは一切不要で、ブラウザさえあればすぐに使えます。
■ mojisucount.comを使う手順
- Safariを開き、アドレスバーに「mojisucount.com」と入力してアクセスします。
- テキスト入力エリアに、文字数を確認したいテキストをペーストまたは直接入力します。
- 入力と同時に、文字数(空白込み・空白なし)、行数、原稿用紙換算枚数がリアルタイムで表示されます。
mojisucount.comはスマートフォンに完全対応しており、iPhoneの画面サイズでも快適に操作できます。入力したテキストはサーバーに送信されず、すべてブラウザ内で処理されるため、プライバシーの面でも安心です。さらに、ホーム画面に追加すれば、アプリのようにワンタップで起動できます。
■ ホーム画面に追加する方法
- Safariでmojisucount.comを開いた状態で、画面下部の共有ボタン(四角に上矢印のアイコン)をタップします。
- メニューをスクロールして「ホーム画面に追加」を選択します。
- 名前を確認して「追加」をタップすれば完了です。
これで、ホーム画面からワンタップで文字数カウントツールにアクセスできるようになります。見た目も使い勝手もネイティブアプリとほぼ同じです。
2. iPhoneの「ショートカット」アプリで自動カウント
iOS標準の「ショートカット」アプリを使えば、コピーしたテキストの文字数をワンタップで確認できる仕組みを作ることができます。一度設定すれば、どのアプリからでも文字数を瞬時に確認できるようになります。
■ ショートカットの作成手順
- 「ショートカット」アプリを開き、右上の「+」ボタンをタップして新規ショートカットを作成します。
- 「アクションを追加」をタップし、検索バーに「クリップボード」と入力して「クリップボードを取得」を選択します。
- 続けて「テキスト」で検索し、「カウント」アクションを追加します。カウント対象を「文字」に設定します。
- 最後に「結果を表示」アクションを追加します。表示テキストに「文字数:」と入力し、その後にカウント結果の変数を挿入します。
- ショートカットに「文字数カウント」などの名前を付けて保存します。
作成したショートカットは、ホーム画面にウィジェットとして配置したり、共有メニューから呼び出したりすることも可能です。ただし、この方法で取得できるのは単純な文字数のみで、空白の除外や行数カウント、原稿用紙換算などの詳細な分析はできません。より詳しい情報が必要な場合は、前述のオンラインツールを併用するのがおすすめです。
3. 標準メモアプリでの文字数確認
残念ながら、iPhoneの標準メモアプリには文字数カウント機能が内蔵されていません。これはAppleの設計思想によるもので、メモアプリはあくまで「素早くメモを取る」ことに特化したシンプルなツールとして位置づけられています。
しかし、メモアプリで書いたテキストの文字数を確認する方法はあります。
- メモアプリでテキストを全選択(テキストを長押し→「すべてを選択」)します。
- 「コピー」をタップしてクリップボードにコピーします。
- Safariでmojisucount.comを開き、「ペースト」ボタンをタップして貼り付けます。
この手順は数秒で完了します。頻繁に文字数を確認する場合は、前述のショートカットを作成しておくとさらに効率的です。
4. Pages・Googleドキュメントを使う方法
iPhoneにプリインストールされている「Pages」アプリや、無料で使える「Googleドキュメント」アプリには、文字数カウント機能が搭載されています。長文の執筆にはこれらのアプリを使うのも一つの選択肢です。
■ Pagesでの文字数確認
- Pagesでドキュメントを開きます。
- 画面上部の「…」(詳細メニュー)をタップします。
- 「単語数」をオンにすると、画面下部に文字数・単語数・段落数がリアルタイムで表示されます。
■ Googleドキュメントでの文字数確認
- Googleドキュメントアプリでファイルを開きます。
- 右上の「…」メニューをタップし、「文字カウント」を選択します。
- ページ数、単語数、文字数(スペースあり・なし)が表示されます。
ただし、これらのアプリは文字数カウントに特化したツールではないため、原稿用紙換算やバイト数の確認、SNS文字数制限のチェックなどはできません。用途に応じて使い分けるのがベストです。
5. 各SNSアプリでの文字数確認
SNSへの投稿時に文字数を確認したい場合、各アプリ内にも簡易的なカウント機能が備わっています。
- Twitter(X):投稿画面の右下に円形のプログレスバーが表示され、残り文字数の目安がわかります。制限に近づくと色が変わり、超過すると赤く表示されます。
- Instagram:キャプション入力時に文字数制限(2,200文字)に近づくと警告が表示されます。ただし、リアルタイムの文字数表示はありません。
- LINE:メッセージ入力欄には文字数表示がありません。長文メッセージを送る前に確認したい場合は、外部ツールの利用が必要です。
SNSの文字数カウントルールは、単純な文字数とは異なる場合があります。たとえばTwitter(X)では、日本語は1文字で1カウントですが、英数字は1文字で0.5カウントとして計算されます。正確な残り文字数を事前に確認したい場合は、mojisucount.comのSNS文字数制限チェック機能が便利です。
6. 用途別おすすめの方法
| 用途 | おすすめの方法 | 理由 |
|---|---|---|
| SNS投稿の下書き | mojisucount.com | SNS別の文字数制限を同時にチェック可能 |
| レポート・ES作成 | mojisucount.com + 目標設定 | 目標文字数に対する進捗をリアルタイム確認 |
| 長文の執筆 | Pages / Googleドキュメント | 執筆と文字数確認を同一アプリ内で完結 |
| 素早い確認 | ショートカットアプリ | コピー→ワンタップで即座に文字数を表示 |
7. まとめ
- ✓ iPhoneの標準メモアプリには文字数カウント機能がないが、Safariでオンラインツールを使えばアプリ不要で確認できる。
- ✓ mojisucount.comをホーム画面に追加すれば、ネイティブアプリのようにワンタップで起動可能。
- ✓ iOSの「ショートカット」アプリで、クリップボードの文字数を自動カウントする仕組みを作れる。
- ✓ PagesやGoogleドキュメントにも文字数カウント機能があるが、原稿用紙換算やSNS制限チェックには対応していない。